海洋電子工業株式会社

社長メッセージ

Message

社長メッセージ

代表取締役社長 榎本 英雄

「品格のある良い会社」でありたい。この想いが成長の原動力。
思いやりの心が信頼を築き、技術力と提案の姿勢が未来につながる。

社長を務めて37年。その間、私は常に「品格のある良い会社」でありたいと考えて歩んできました。ここでいう品格とは、立派な肩書や格式ばった態度ではなく、相手を思いやる心のことです。良い人は良い人と付き合うように、良い会社は良い会社と付き合うもの。私を含めて、社員一人ひとりが「品格」を大切にしてきたことで、ありがたいことに素晴らしい取引先に恵まれ、企業として成長し続けることができています。とある取引先の方からは、「海洋電子工業に来ると神社仏閣に来たようなあたたかさを感じる」と言っていただけたこともあります。

そんな私たちの強みは、創業以来積み重ねてきた技術力を基本とした「提案型」の現場力です。故障を直して終わりではなく、「ここをこう改善すればもっと良くなる」という提案を積極的に行っています。この現場力と、さまざまなパートナーが持つ高度な技術力を掛け合わせて、新しい整備や新しいものづくりといったワクワクするような取り組みがいくつも始まっており、官公庁や大手企業と強固なパートナーシップを築いています。当社は独立系専門技術会社。だからこそ株主の意向に縛られず、本当に必要とされる仕事を優先できます。利益追求よりも「社員のため」「国のため」に技術を磨き続ける。それが、これからも守り続けたい使命です。

この国を支える存在であり続ける。そのために、人を大切に育てたい。
エンジニアがワクワクする仕事に率先して取り組み、
オンリーワンの技術力を育む。

これからの目標は、もっと国のために役立つ企業へと成長し、海洋電子工業を永く存続させることです。国から必要とされ続けるために、技術力を磨き続ける。そのために、利益追求ではなくエンジニアがワクワクする仕事に率先して取り組み、人財育成への投資も惜しまない。これを徹底し続けたいと考えています。

より大きくこの国に貢献するには、何よりも人財が重要です。私たちが新しい仲間に願うことは、豊かな人間力。技術力は後からでも身につけられますが、相手を思いやる心は簡単には育たないからです。人間力を高めるには、広い視野を持つことも大切ではないでしょうか。私自身、若い頃にバックパッカーの旅で世界を巡り、多様な価値観に触れたことで「自分の正義が唯一の正解ではない」と気づきました。便利さだけが幸せではなく、形のない豊かさもあるのです。

海洋電子工業は、利益よりも「社員がワクワクできるか」「国のためになるか」を仕事選びの基準にしています。エンジニアがワクワクすること。そして、この国のためになること。この二つが揃えば、会社のためにもなるという考えです。やりがいがなければ、人は本当の力を発揮できないもの。だから私は、おもしろそうな仕事があれば多少の赤字でも構わないと思っています。そんな自由度のある環境で、自分の可能性を試したい仲間と、これからの未来を一緒につくっていきたいですね。

大切にしていること

会社は社員のためにある

社員が安心して働き、誇りを持てる環境づくりを第一に考えています。待遇や制度は社員の声をもとにアップデート。保養所や交流イベントもその一例です。「社員が喜ぶこと」を実現し、仕事へのモチベーションを高めることが社長の大切な役割だと考えています。

人間力と技術力を!

相手を思いやる心、協力し合える姿勢があってこそ、技術は真価を発揮します。採用において何より重視することは人間力。つまり人柄です。その上で、入社後に専門性を磨いてほしいと思います。これは創業以来変わらぬ当社の人づくりの基本方針です。資格取得のサポートや研修等も充実しています。

ワクワクする仕事を

おもしろそうかどうか、それが私たちの仕事選びの最初の基準です。社員がワクワクして取り組めて、やりがいを感じられる仕事なら、結果的に会社の力となり、この国に貢献できる。そんな考えのもとに挑戦を続けています。社内では次世代技術の活用も積極的に進められています。

ほのぼのとした社風

役職や年齢に関係なく意見を交わし合える雰囲気づくりを大切にしています。昼食会や歓迎会、納会など、社内交流の機会も豊富。懇親会の補助制度もあり、社員同士の距離を縮める工夫を続けています。良い仕事とは、風通しの良いところに育つものです。

大きな会社よりも良い会社

規模の大きさよりも、社員やお客様から「良い会社だ」と思ってもらえることを大切にしています。利益だけを追わず、誠実さと技術力で信頼を積み重ねる。だから株式上場には興味がありません。そんな姿勢が、業界で必要とされ続ける理由の1つなのかもしれません。