社員紹介 A.O.｜海洋電子工業株式会社

A.O.

整備

艦艇のネットワークを
支えながら、
プライベートも全力で楽しむ。

2022年新卒入社
広島事業所整備1課
システム工学群機械系卒

Profile

艦艇内のネットワーク機器の整備・修理・改修を担当。出張先での作業も楽しみながら技術力向上に励む。休日は母校のある高知へ行き、大学時代から続けている「よさこい踊り」の練習に精を出す。

学生時代に学んだこと

大学では機械工学と航空宇宙工学を専攻し、流体力学や熱力学、構造解析など幅広い知識を学びました。また、サークル活動で始めた「よさこい」の魅力にハマり、地域のさまざまな人と関わる経験もしてきました。

これまでのキャリアステップ

2022年　広島事業所整備1課で技術習得も兼ねたネットワーク環境構築を担当
2023年　広島事業所整備1課でネットワーク機器の整備を担当

防衛産業を技術力で支えたい。
その想いが道を拓いた。

航空宇宙工学を学んだA.Oさんが、海洋電子工業に入社した理由は？

小学生の頃から航空自衛隊に憧れており、大学では機械工学や航空宇宙工学を学びました。技術力で防衛産業を支えたいと考えて就職先を探すなかで出会ったのが海洋電子工業です。艦艇に乗って仕事ができることも、飛行機に負けないくらい魅力的。そう感じてインターンシップに参加すると、それまで「選ばれる側」だと感じていた学生の私に「今日は海洋電子工業を選んでくれてありがとうございます」と本心から伝えてくれて、企業に対するイメージが大きく変わりました。先輩社員と接したときの空気や、社員同士のやり取りから感じられたあたたかい雰囲気も決め手となり、入社を決意しました。

今はどんなお仕事をしていますか？

艦艇内のネットワーク機器の整備を担当しています。定期的な点検や不具合の調査・修理まで対応しており、ソフトウェアからハードウェアまで幅広く扱っています。陸揚げした機器を社内に持ち帰り、すべて解体して清掃・改修する作業もあり、ネットワーク構築の知識と手作業の両方が求められる仕事です。携わる艦艇の種類で言えば、護衛艦、練習艦、掃海艇など、海上自衛隊のさまざまな船に関わっており、艦艇に憧れていた私にとってはうれしい環境です。

ピンチを乗り越えた先に
大きな成長と達成感が待っていた。

これまでお仕事してきたなかで
一番ハードな出来事は？

入社3年目の頃、艦艇で工期終了間近に不具合が発生したことがあります。復旧しなければ出港できない状況で、後輩と二人、夜遅くまで原因を探し続けました。上司から電話で助言をもらいながら、情報を共有し、最終的には深夜0時に修理が完了。乗員さんからは温かい労いの言葉をいただきました。達成感とともに、困難な状況でも諦めずやり遂げる力がついたと感じた出来事でした。

どんな時にお仕事のやりがいを実感しますか？

トラブルを解決し、自衛隊員の方から直接「ありがとう」と声をかけてもらえる時が、この仕事をしていて何よりうれしい瞬間です。不具合が起きた時に乗員さんから「Oさん、お願いします」とお電話をいただける機会も増えてきて、頼りにしていただける喜びと責任を感じる日々です。こうして経験を積むたびに、自分一人で判断し対応できる場面が増えていき、自己成長を実感できる部分も大きなやりがい。今後は自分の担当機器だけでなく、その周辺機器や連接する機器についても知識を広げていき、幅広いトラブルシュートに対応できる整備士を目指したいです。

手厚い教育体制があるから安心。
出張もプライベートも楽しめる。

どのようにして技術力をインプットしてきましたか？

海洋電子工業は人財教育に力を入れており、希望すれば資格取得に向けた研修や講習を受けられます。私も大手ネットワーク機器メーカーのベンダー資格に関する社内講義に参加したり、会社のサポートを受けてクレーン・玉掛けなどの資格試験にも挑戦。もともとネットワーク分野はまったくの初心者で、「IPアドレスって何？」というところからスタートしましたが、手厚い教育制度と先輩のサポートのおかげで成長できています。

出張が多いお仕事ですが、ワークライフバランスはいかがですか？

舞鶴や岡山などへ出張することが多く、月の半分は外に出ていますが、現地での作業や移動時間の会話も含めて楽しんでいます。仕事でいろいろな場所へ行けるのはおもしろいですよ。土日祝日は基本的に休みで、有給も取りやすいのでワークライフバランスは良好です。金曜の夜から高知へ行って土日は「よさこい」の練習に参加したり、好きなアーティストのライブを楽しんだりと、趣味の時間も充実しています。オンオフを切り替えて自分らしくリフレッシュできるので、仕事をがんばろうという気持ちが湧いてきます。